小さくて可愛い赤ちゃん。仕事でへとへとに疲れて帰宅したときでも、その天使のような寝顔を見れば、仕事の疲れを一瞬で忘れさせてくれる癒しの存在です。
ですが世の中には、実は赤ちゃんが苦手、嫌いという人もいます。赤ちゃんのことを、可愛いと思う人ばかりではないのです。
なぜ、可愛くて癒しの存在でもある赤ちゃんが、嫌いなのでしょうか。今回は、赤ちゃんが嫌いな人の心理を紹介します。
身近に赤ちゃんがいない人は、急に赤ちゃんと接することになっても、戸惑うことが多いでしょう。
赤ちゃんと遊んであげようと思っても、どう接していいのかわからず、逆に赤ちゃんを怖がらせて泣かせてしまうこともあります。
最近では少子化が進み、弟や妹のいない人も多いので、赤ちゃんの扱い方を知らないまま大人になる人が多いのです。
生まれて間もない赤ちゃんは、首が座っていないため、抱き方に注意が必要です。また、あまりにも小さいため、慣れてない人は、怖くて抱けないということもあるでしょう。
赤ちゃんに慣れていない父親は、自分の子供ですら抱くことが怖いと感じるそうですから、他人の子供の場合、余計怖いと感じてしまうでしょう。
そんな赤ちゃんの相手をするのはたしかに疲れるかもしれません。自分の赤ちゃんは大好きだけど他人の赤ちゃんは嫌いで仕方がないという人もいます。
赤ちゃんはなかなかいうことを聞かないというところが、疲れるポイントになるのかもしれません。
大人であれば空気を読んでここは静かにしないといけないと分かる場面でも、赤ちゃんはそうはいきません。
電車の中や図書館でもお構いなしに騒ぎ出すことがあります。 もちろんきっちり躾をしている家の子どもは大人しくできます。
しかし最近では叱らない親や叱れない親が増えているようです。 騒がしい赤ちゃんも気になりますが、騒がしい子どもを叱らない親も気になってしまいます。
赤ちゃんの泣き声や幼い子供の声は、甲高くてキンキンしているものです。普段、身近に赤ちゃんがいないと、その鳴き声に免疫がなく、キンキン声についイライラしてしまいます。
赤ちゃんの仕事は、寝ること、食べること、泣くことですから、赤ちゃんに「静かにしろ」と注意してもわかるはずがありません。
周囲が、理解を示さなくてはいけない場所も当然あります。ただ、クラッシックのコンサートなどでは、未就学児お断りの注意書きがあるように、赤ちゃんを、静寂を守らなくてはいけない場所に連れてくること自体が間違いな場合もあるのです。
ですが、最近は赤ちゃんや周囲のことを考えず、自分の欲求を優先してしまう親が多く、そんなことも、赤ちゃんが嫌いな大人を増やしている一因なのかもしれません。
赤ちゃんが嫌いな人の中にはこういったことが嫌だから嫌いという人もいるのでしょう。
赤ちゃんを育てるようになってから自由な時間がなくなりストレスが溜まったり、社会からの孤立感を感じてしまって嫌いになってしまうというパターンも少なくないです。