ふと今の自分を不安に思い、何か始めなければならない、変わらなければいけないと焦ったことはあるでしょうか。
『自己啓発』とは、自身をより高い段階へ上昇させようとすることです。本やセミナーなど、自己啓発をテーマにしたものは多くあります。それだけ自身を高めたいと思っている人が多いといえるでしょう。
しかし、自己啓発セミナーに通ってみたものの何も変わらず、次から次へとセミナーや本に手を出して自己啓発にハマってしまう人もいます。
今回は、自己啓発に取り組む女性の特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
自己啓発に取り組む人の特徴を5つ紹介します。
友人から講習に通っているという話を聞いたり、SNSで「自己啓発本読んでいます」という呟きを見たりすると「私も何かやらなければ」と焦ってしまいます。
焦ったまま手を出すので自分自身が何をしたいのか、何になりたいのかあやふやなまま途中で終わってしまう人も多いでしょう。
自己啓発を目標にしては本末転倒です。
自己啓発は目標を定め、成長するための手段。まずはやりたいことや目標を明確にすることが大切ではないでしょうか。
ビジネス書、ポジティブに生きる名言集、自身を磨く参考書など様々なニーズに合わせた自己啓発本が山ほど出版されています。
タイトルに惹かれ、「これで私も成長できる」と本を手に取ったことがある人が多いのではないでしょうか。
本を読み学ぶことはとても素晴らしいことです。しかし、読み終わったことに満足して学んだ知識を生かせないまま「自己啓発に取り組んだのにちっとも変わらない」と不満に思うのはもったいないです。
知識を取り入れても、行動しなければ何も変わりません。学んだことの中から、必要だと思うことを一つだけでも行動してみましょう。
「私はこのままでいいのだろうか」と不安になる人も少なくありません。毎日同じ仕事ばかりで変化がないと、不安に襲われネガティブになってしまうことがあります。
不安を解消しようと自己啓発に取り組み始める人も多いです。
ただ不安を解消することを目標に自己啓発に取り組んでも、ゴールはありません。学び終わったらまた不安になり、新たな自己啓発に手を出してしまいます。
卑屈になりすぎず、ポジティブに考えを変えていくことも大切です。
自分磨きに励み、成長しようと努力することも大切です。しかし、努力している自分を褒めてほしいと思いながらする努力は、残念ながら身につかないでしょう。
SNSで「いいね!」がほしいがために、購入した参考書や習い事をしている風景をアップしても周囲からは「意識高い系」だと見られてしまいます。
せっかく行動を起こしたのですから、写真に撮って見せるのではなく成長するために吸収して素敵な女性になりましょう。
「努力すれば報われる」「困難は乗り越えられる人にしか来ない」など、自己啓発に励んでいるとポジティブな言葉ばかり並んでいます。
しかし、生きていればネガティブな感情は必ず起きます。それを無理に排除しようとするのはあまり良くありません。
自信がないのも良くありませんが、ある程度のネガティブを受け入れていく必要もあります。
怠けたり落ち込んだりすることも大切なことです。ネガティブな自分も受け止めたほうが、自然体の自分でいれることでしょう。
自己啓発に取り組んで空回りしては元も子もありません。一度立ち止まって、深呼吸することも心がけてみてはいかがでしょうか。