ハルキストの特徴とは:痛くてうざいから叩かれる?

記事の著者:therelateadmin

ハルキストとは、小説家・村上春樹さんのファンのことを言います。村上春樹さんといえば、現代日本を代表するベストセラー作家の一人で、ノーベル文学賞を期待されている作家としても非常に有名です。

そんな村上春樹さんを支えるファンたち、通称ハルキストは、もちろん純粋なファンたちではあります。ですが一部の人からは、「痛い」「うざい」などと叩かれることも多いようです。

では、ハルキストにはどんな人が多いのでしょうか。今回は、ハルキストについてその特徴を紹介します。

文学好きのハルキスト

まずハルキストの特徴として挙げられるのは、そもそも小説などの文学が大好きな人たちが多いということです。

村上春樹さんの作品は確かに有名ですが、少々難解で独特な言い回しや世界観を持っている作品が多いのが特徴的です。つまり活字が苦手な人にとっては、正直理解するのが難しい部分もあります。

そのため文学好きでないと分からなかったり、とにかく村上春樹さんに心酔し、作品を読み倒している人でなければその魅力が分からないことも多いです。

実はにわかファンのハルキスト

そんな世間をにぎわせているハルキストたちですが、実は「にわかファン」も多いという特徴もあります。つまり「私はハルキストなの」と言っておきながら、村上春樹さんの作品を実はそこまで読んでいるわけではない…ということです。

村上春樹さんの新作が発表されて一世を風靡したとき、ノーベル文学賞の発表間近のときなど、村上春樹さんが話題になったときだけハルキストを名乗り、文学かぶれを気取る人も多いのでしょう。

難解な表現が多い村上春樹さんの作品ですから、ハルキストだ、と言っておけばちょっとカッコイイ感じもするものです。もしくはただ流行りに乗っかりたいだけのミーハーな人も正直多いでしょう。

にわかハルキストは、周りからすれば「ただのにわか」とバレていることもあるものです。だからこそ、「痛い」「うざい」と叩かれることもあるのでしょう。

作品の世界観を自分の発言にも投影させる

お伝えしているように、村上春樹さんの作品は、独特な世界観や表現を持っていることで知られています。そのためハルキストたちは、村上春樹さんをリスペクトするあまり、作品の世界観を自分の発言や行動に投影させてしまうのです。

少し文学的な表現で物を言ってみたり、クールに気取ってみたりなど、ハルキストたちはそんな行動が目立ちます。何も知らない人からすれば、「あの人は何を言っているんだろう…」と少し痛々しく感じてしまう部分もあるのでしょう。

例えば「やれやれ」や「あるいは」などの言い回しは、村上春樹さんの作品の中で多用されています。ハルキストたちはそんな表現をクールに日常会話の中で使おうとしてしまうのです。

ハルキストは孤独であることに憧れている

村上春樹さんの作品の中に生きる主人公やその周りの登場人物たちは、孤独に悩まされていることが多いです。村上春樹さんの世界において、孤独であることはテーマの一つとも言えます。

孤独と闘ったり、しかし一方では孤独であることに安心感を覚えたり、作品の中で主人公たちは孤独をテーマにさまざまな問題に直面していくのです。だからこそ、ハルキストたちはそんな主人公の生き様に憧れます。

同時に、同じような孤独を抱くことに憧れを持つのでしょう。主人公たちのように憧れを抱いて、孤独にさいなまれながら生きてみたい…と感じるようです。

そのためハルキストたちは、急に一人の殻に閉じこもろうとしたり、孤独であることにこだわる発言をしたりします。

物語のキャラクターと自分たちを重ねて生きたいと憧れるのは素敵なことですが、正直なところ、何も知らない周りの人からすれば「何を言っているのかよくわからない」といった印象でしょう。「自分に酔っててうざい」と思われることもあるかもしれません。