長生きしたくないと考える心理4選:将来への不安が原因な場合も

記事の著者:therelateadmin

現在の日本は長寿大国となっており、平均寿命は年々上がってきています。

最新の平均寿命のデータを見てみると、2017年には男性の平均寿命は81.09歳、女性の平均寿命は87.26歳と男女ともに過去最高を記録。

長生きはいいことだと考えがちですが、中には長生きしたくない、という人もいるようです。

不景気による老後の心配や、将来への不安、希望がみえないといった漠然としたネガティブなイメージが原因かもしれません。

今回は、長生きしたくないと考えてしまう心理を紹介します。

老後の生活が不安で、長生きしたくない

「長生きしたくない」と考えている人の多くが、老後の生活に不安を抱いているようです。

老後には年金というありがたい制度がありますが、この年金の受給年齢はどんどん上がっています。

公的年金の受給開始年齢は60歳から65歳へと変わり、今後この受給年齢はさらに上がっていくため、あくまで予想ですが、いずれは平均寿命の80歳まで引き上げられることになるかもしれません。

年金の受給年齢がこのまま上がるようであれば、年金を受給できる年齢までの生活費を工面する必要があります。

また、貰えたとしても、年金ですべての生活費を工面することができるわけではないため、かなりの資金が必要です。

このように老後の生活費に不安を感じている人はとても多く、長生きしたくないと考えてしまいます。

介護されたくないから、長生きしたくない

「子供や孫に介護されてまで長生きしたくない」という考えの人も少なくありません。

介護は家族の負担になるだけではなく、本人もつらいです。年老いてくると体の自由が利かなくなってしまい、トイレも自力で行けなくなってしまうこともあります。

オムツになってしまった場合、家族にオムツの世話をしてもらうことに。身体の自由が利かなくなるくらいであればまだいいですが、認知症などになってしまうと家族の介護の負担はとても大きくなります。

近年、認知症などで要介護に認定されている方の介護を家族がおこない無理心中する、という悲しい出来事があることからも分かるように、介護は想像を想像している以上に過酷です。

介護施設に入る、ホームヘルパーを呼ぶという方法もありますが、どちらも決して安くないお金がかかります。介護施設は料金がリーズナブルなところは順番待ちのところもあるようです。

施設等に入ることができなければ、介護は家族の負担になります。家族が居るならまだいいですが、近年結婚しないで独身で生涯を終えるという人も増えてきており、独身者は将来誰が介護をしてくれるんだろう、といった不安も。

介護に関する金銭的な不安も少なくありません。

老いた自分を見たくないから、長生きしたくない

「長生きしたくない」という心理を持っている人の中には、「老いた自分を見たくない」と考える人も少なくありません。

年齢を重ねるとどうしても老いがみられます。そんな自分を見たくない、という心理を持つのは男性よりも女性の方が多いようです。

老いてくると顔にしわができ、体もたるんできます。若い頃はスタイルが良かったのに、年齢を重ね太ってきたというケースも。

見た目だけでなく、体調にも変化が訪れるのも原因かもしれません。

長生きすることに興味がないから、長生きしたくない

昔は多くの人が「長生きするために」と食生活や生活習慣に気を使ったものです。

しかし、現在の若者は長生きするためにという意識が低く、長生きに興味がないといわれます。

そんな若者たちですが、決して「今が楽しければいい」という考えなのではありません。

漠然と老後の金銭的な不安、介護の不安などを持っており、長生きすることを希望に感じていないのも理由のひとつ。

希望が見えないのであれば、長生きしても仕方がない、と考える若者が増えているのが現状です。