マタハラをされたら誰に相談すればいい?解決方法は?

記事の著者:editor_03

職場でのマタハラは、妊産婦や育児中の女性にとって大きな問題であり、解決したくても相談先がわからないケースもあります。マタハラが退職を迫る内容なら、深刻な問題に発展する可能性もあるでしょう。
ハラスメントそのものが相談しにくいのに加え、マタハラは妊娠や出産、育児が関係するので複雑化しやすい問題です。働く女性にとっては、我慢しながら働くことは大きなストレスとなるため、できるだけ早めに相談・解決しましょう。
今回は、働く女性を苦しめるマタハラの被害対策として、どこに相談すればいいのか詳しくみていきます。

マタハラ被害の相談先と相談準備

マタハラ被害に遭ったらやるべきこと

マタハラは、働く女性が妊娠・出産・育児をする上で、職場に居づらくする嫌がらせのことで、近年では違法行為だと認識されています。
証拠が残りにくい言動が中心なので、マタハラをされた日時、相手の名前、場所や具体的な内容をしっかりと記録しておきましょう。会話の録音があればベストですが、難しい場合は記録が役に立ち、ノート・パソコン・スマホなど複数の媒体に記録することがおすすめです。
マタハラによる体調の変化があるときは、残らずすべて記録しましょう。休みがもらえず体調を崩した、タバコの煙を吹きかけられた、給料の減額や降格などもすべてマタハラです。

マタハラ被害はまず会社に相談

働きながら妊娠・出産・育児をする女性は、労働基準法や、育児介護休業法で守られていることをご存知でしょうか。妊産婦や子育て中の女性に対し、不当な扱いや解雇をしてはならない定めのため、会社にはマタハラを防止する義務があります。
会社の規模や法整備の認知度によっては、対応するかどうかは異なりますが、まずは会社の相談窓口に相談してみましょう。相談窓口がない会社なら、人事部に相談する方法があります。
会社がマタハラの事実を知りながら、何の対策もとらないときは違法とみなされることがあります。ある程度の会社なら、労働問題を相談できる窓口があるので、マタハラ記録があることも伝えて相談してください。

ワンクッション欲しいならほっとラインを利用しよう

職場での会話や、上司や同僚からの態度に対し、これってマタハラじゃない?と感じていても、会社に相談しづらい人は、社外の相談窓口の利用がおすすめです。
会社に相談するには勇気も必要で、相談したことが上司や同僚にバレてもっとひどい目に遭うのではないかと恐れる女性もいます。気持ちを落ち着けるためにも職場のトラブル相談ダイヤルや、労働条件相談ほっとラインをまずは利用してみるのもいいでしょう。
職場のトラブル相談ダイヤルは、社労士が対応する電話相談で、面談も行っています。無料相談もできるサービスです。労働条件相談ほっとラインは、厚生労働省によるサービスで、夜間や休日の電話相談もできます。

社内で解決しないときは労働局や弁護士に相談


会社の規模によっては、マタハラに対する法整備が進んでいることを知らない、または従っていないことがあります。会社に相談したことで状況が悪化した場合は、各都道府県の労働局に相談してください。
労働局では雇用環境均等室が設置されており、マタハラを含むさまざまなハラスメントに関する無料相談を行っています。厚生労働省でもマタハラ相談を受け付けているので、公的機関に相談することも視野に入れておきましょう。
公的機関に相談するときは、合わせて弁護士にも相談する準備をしておくと、訴訟問題に発展したときでもスムーズに進められます。
このほかの社外の相談先を利用したいときは、労働問題に詳しく女性に特化した機関や施設がおすすめです。女性のスタッフが対応してくれるなど、安心して利用することができます。

マタハラは1人で悩まないで!

マタハラは職場で孤立しやすく精神的にも追い詰められるので、自分が過敏に反応しているのではないか、となかなか相談まで踏み切れない人が多いのも現実です。
しかし国内では法整備も進んでおり、相談先も増え、解決方法もさまざまなケースがあります。まずは状況の把握をしながら、1人で悩まずに相談してください。
母子ともに健やかなマタニティライフと子育てのためにも、勇気を出して一歩踏み出すことが解決につながります。